未来の地球のために、自分でできることを考え、実践じっせんしよう ~カーボンハーフ~

再生さいせい可能かのうエネルギー「バイオマス発電」

再生さいせい可能かのうエネルギー ~バイオマス発電~

動物や植物から得られる生物資源しげんのうち、化石燃料ねんりょうのぞいたものをバイオマスといいます。 
バイオマスは、使用しても無くならないため、再生さいせい可能かのうエネルギーの一つです。
バイオマス発電は、バイオマスを利用して電気をつくる方法です。バイオマス発電では、ごみとしててるしかなく、お金をかけて処分しょぶんしていたものを有効ゆうこうに使うことができます。

二酸化にさんか炭素たんそはい出が実質じっしつゼロの木質もくしつバイオマスを使う発電

発電に使用されるバイオマス燃料ねんりょうは、木材のバイオマスである木質もくしつバイオマスが主に使用されます。
木質もくしつバイオマスをやすと、地球温暖化おんだんか原因げんいんとなる二酸化にさんか炭素たんそがはい出されますが、木質もくしつバイオマスの原料である植物は、成長の過程かてい二酸化にさんか炭素たんそ吸収きゅうしゅうして育つため、二酸化にさんか炭素たんそのはい出量は打ち消し合って「実質じっしつゼロ」といわれています。
そのため、バイオマス発電は、カーボンハーフにつながる地球にやさしいエネルギーです。

家ちくの はいせつ物を利用したバイオマス発電 ―岩手県岩手郡葛巻町くずまきまち

牧場内の牛のはいせつ物から発生するバイオガスを使って発電しています(出力37kW)。

バイオマス発電の利用じょうきょう

バイオマス発電による発電電力量は年々えており、令和れいわ4(2022)年度は372億kWh となっています。

考えてみよう

今後、バイオマス発電をやすために必要なことは、どんなことでしょうか。

再生可能エネルギー「バイオマス発電」