わたしたちも生いきものもすみやすい場ばしょのために

アメリカザリガニ

いろいろな川かわや池いけなどでよくみられるアメリカザリガニは、もともとは日本にほんにいませんでした。１００年ねんくらい前まえに食用しょくようとしてもちこまれたウシガエルのエサとして外国がいこくからもちこまれたものが、日本にほん中じゅうに広ひろがりました。アメリカザリガニがふえたことで、こまったことがおきています。
たとえば、はさみで池いけの水みず草くさを切きって、池いけのかんきょうをかえてしまいます。また、何なんでも食たべるので、日本にほんにむかしからいる生いきものが食たべられてしまっています。そのために、日本にほんにむかしからいる生いきものの数かずがへってきています。

すむ場ばばしょをうばわれた生いきもの

日本にほんにむかしからいる生いきもののすんでいる場ばしょが、アメリカザリガニのように、人ひとの手てでほかの場ばしょから入はいってきた生いきものによって、うばわれてしまうことがあります。

もっとしらべてみよう

• 環境省かんきょうしょうのホームページ「アメリカザリガニについて」
• 東京都とうきょうとと環境かんきょう局きょくのホームページ「気きをつけて！危険きけんな外来がいらい生物せいぶつ」（こども学習がくしゅうサイト）

考かんがえてみよう

・生いきものをしいくするとき、どんなことに気きをつけるといいだろう。
・生いきものがすみやすい場ばしょは、どういう場ばしょだろう。
・わたしたちも生いきものもすみやすい場ばしょは、どういう場ばしょだろう。