ごみをへらすためにわたしたちにできること
ごみをへらすために、どんな取組があるか考えてみよう
ものをくり返し使う(リユース)、ものをふたたび利用する(リサイクル)、ごみの量をへらす(リデュース)という行動を3R(スリーアール)といいます。
【東京都で発生した「ごみ戦争」】
今から65年前ごろから生活がゆたかになり、ごみの量もふえ続けましたが、ごみを集めてしょ理する清そう工場の建せつ反対運動や、うめ立てしょ分する場所もいっぱいになってしまいました。
ごみを運ぱんする車両は、遠くのうめ立てしょ分場まで行き来することになり、交通じゅうたいや、通かする地いきの道路をよごし、悪しゅう問題などを引き起こして住民の生活環境を悪くしました。
そのため、東京都は昭和46年9月、ごみのぞう大に対し「都民の生活をおびやかすものである」として、「ごみ戦争」をせん言し、清そう工場とうめ立てしょ分場の建せつを進め、ごみ対さくを行いました。
ごみをへらすための取組を調べてみよう
3Rに、「ことわる」を意味する「リフューズ」を加えた4Rの取組を進めている自治体もあります。リフューズは、必要ない包そうやレジぶくろなどの使用をことわる、不要なものは買わないようにするなど、ごみになるものを初めからことわる取組です。
自分の生活の中で、どうしたらごみをへらせるか考えてみよう
・本当に必要か考えて買い物をしよう
・かじょうな包そうはことわろう
・食べられる量を考えて、食べ残しをなくそう
・エコバッグを持ち歩こう
・えん筆やノートは最後まで使い切ろう