私達も生き物も共に住みよい自然豊かな街づくり
環境教育掲示用教材は、児童・生徒に、環境に対する豊かな感受性や探究心、環境に関する思考力や判断力、環境に働き掛ける実践力など、私達を取り巻く環境に着目し、持続可能な社会を構築していくための資質・能力の育成を図ることを目的として作成した教材です。
本指導資料では、環境教育掲示用教材の授業等での活用例を紹介します。
ねらい
身近な生物と人間が共存する持続可能な自然環境を保全しようとする意欲を育成する。また、東京都の生物多様性と自然環境の課題を理解し、住みよい自然豊かな街づくりと持続可能な地域づくりへの取組を考える。
環境教育で対象とする主な内容（ESD の構成概念）
資源の循環(相互性)、自然や生命の尊重(多様性・公平性)、生態系の保全(相互性・責任性)、エネルギーの利用(多様性・相互性・有限性・責任性)、生活様式の見直し(責任性) ※環境教育指導資料P8、P9参照
主なSDGsとの関連
【SDGs11】住み続けられるまちづくりを(小学校・中学校共通テーマ)、【SDGs6】安全な水とトイレを世界中に、【SDGs7】エネルギーをみんなにそしてクリーンに、【SDGs12】つくる責任つかう責任、【SDGs13】気候変動に具体的な対策を、【SDGs14】海の豊かさを守ろう、【SDGs15】陸の豊かさも守ろう
主な活動内容
| 活動内容（主な活動） | 教師の支援（留意点） |
|---|---|
| 掲示用教材1を見て、自然の大切さについて話し合う。 |
|
| 掲示用教材2を見て、自然が失われつつあることによる身近な場所での影響を話し合う。 ＜生物多様性と豊かな自然を守る暮らし方＞ |
|
| 掲示用教材3を見て、生物多様性と人間社会の活動の関係を学級全体で話し合う。 |
|
| 掲示用教材4を基に、東京都内の外来生物や絶滅の危険性が高い動植物について個人やグループで調べ、学級全体で話し合う。 |
|
| 掲示用教材5を参考に、自分にできることを考える。 |
|
| 気付いたことや感想を発表する。 |
|
