自然環境かんきょうとSDGs11(住み続けられる街づくりを)

わたしたちも生き物も共に住みよい自然ゆたかな街づくり

人もほかの生き物も住み続けられる都市環境かんきょう

自然は、きれいな空気・水・食べ物・うるおいややすらぎ・生き物の住みかなどをあたえてくれる、人のらしとほかすべての生き物にとっても欠かせないものです。わたしたちの街や身の回りにある自然を大切に守りながら、緑あふれる街をつくり、これから先も、いろいろな生き物と共に育つことができる環境かんきょうが大切です。

ゆたかな自然」が失われつつあります。身近な場所で気付いたことを話し合ってみよう

住みかを失い、食べ物を求めて人里に出ぼつする野生動物の増加ぞうか

道路や工場、住宅じゅうたくなどのぎた開発や手入れ不足で森林や里山が減少げんしょうしています。自然が失われたことで、そこを住みかにしていた生き物は、食べ物を求めて人里や街に出ぼつするようになりました。

生物多様性たようせいゆたかな自然を守るらし方

人間をふくめたすべての生き物が自然の中でかかわりって生きていることが「生物多様性たようせい」です。これまでの人間社会の活動によって、その生物多様性たようせいが失われつつあります。自然ゆたかで、さまざまな生き物と共に住み続けられる街をつくっていくために、わたしたちは何ができるでしょうか。

外来生物

外来生物は、もともとその国や地域ちいきにいなかったのに、人間によって持ちこまれた生き物で、在来ざいらいの生き物を食べたり、住みかをうばったりしています。中には、人にひ害をあたえる危険きけんな外来生物もいます。

東京都レッドリスト

東京都では、保護ほごすべき重要な野生生物やぜつめつの危険性きけんせいが高い動植物をまとめた「レッドリスト」をつくり、解説かいせつした「レッドデータブック」を公表しています。

自分たちにできることを考えてみよう

1.公園や庭の緑を大切にしよう
2.川・海辺のゴミを拾ってそうじをしよう
3.外来生物やレッドリストの生き物を調べてみよう

私達も生き物も共に住みよい自然豊かな街づくり