環境 保全でSDGs(持続可能な開発目標)を実現しよう
世界の危機に立ち向かうSDGs
SDGs(エス・ディー・ジーズ)は、世界の人々が、今だけでなく将来にわたって幸せに暮らせるための「持続可能な開発目標」です。2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ(計画)」に記載された2030年までの国際目標です。
17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsを理解するためのキーワード5つのP
SDGsは、環境問題を解決するだけでなく、社会・経済・環境のつながりを考え複数の問題解決を目指して、そのキーワードとして「5つのP」を掲げています。
SDGs「暮らしと地球環境」
限りある資源、失われていく自然、絶滅の危機にある動植物、自然災害を引き起こす気候変動、失われる森や海洋汚染など、様々な問題が生まれている地球。未来にわたって誰もが安心して暮らせる社会の実現をSDGsは目指しています。
スウェーデンの若き環境活動家「グレタ・トゥンベリさんの取組」
2018年8月に当時15歳であったトゥンベリさんが始めた、自然環境汚染へのたった一人での抗議行動は、SNSを通じて全世界に広まり、国際的な活動に発展しました。2019年9月にはニューヨークで行われた国連気候行動サミットで、また同年12月にはマドリードで行われた気候変動枠組条約第25回締約国会議で、グレタ・トゥンベリさんによる気候変動に対する若者の危機感を切実に訴えるスピーチが世界から大きな注目を集めました。
日本の取組
日本でのSDGsの認知拡大と、SDGsの行動につながる取組の推進を目的に「ジャパンSDGsアクション推進協議会」が発足しています。「民産官学が一体となってSDGsのアクションを広げていこう!」という目的のもとに結成された“SDGsの日本代表チーム”です。SDGs達成に向けた「行動の10年」は2020年1月からスタートしています。地球の危機は、一人の力や一つの国だけで解決できません。全世界が一緒になって問題に取り組んでいく必要があります。
SDGsについて理解を深め、達成するために、必要な取組を考えてみよう
・ゴミの分別
・環境に優しい製品の利用
・エコバック、マイ箸、マイボトルの利用