水から考える環境問題と持続可能な開発目標
環境教育掲示用教材は、児童・生徒に、環境に対する豊かな感受性や探究心、環境に関する思考力や判断力、環境に働き掛ける実践力など、私達を取り巻く環境に着目し、持続可能な社会を構築していくための資質・能力の育成を図ることを目的として作成した教材です。
本指導資料では、環境教育掲示用教材の授業等での活用例を紹介します。
ねらい
世界が取り組むSDGs について知り、その目標の中に、水環境に関係がある目標があることを理解する。また、水を大切にするために、自分の生活の中でできることを考え、環境の保全に向けた実践を行おうとする態度を育成する。
環境教育で対象とする主な内容(ESD の構成概念)
自然や生命の尊重(多様性・公平性)、生態系の保全(相互性・責任性)、資源の有限性(有限性)※環境教育指導資料P8、P9 参照
主なSDGsとの関連
【SDGs2】飢餓をゼロに、【SDGs6】安全な水とトイレを世界中に、【SDGs13】気候変動に具体的な対策を、【SDGs15】陸の豊かさも守ろう
主な活動内容
活動内容(主な活動) | 教師の支援(留意点) |
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掲示用教材1を見て、SDGs の意味を知る。 |
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掲示用教材2を見て、17 の目標があることについて確認する。 掲示用教材3を見て、水環境に関係のある目標を確認する。 <生命をつなぐ水> |
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掲示用教材4を参考に、水がわたしたちの暮らしに欠かせないものであることを個人やグループで考え、学級全体で話し合う。 |
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掲示用教材5を基に、世界の水事情について知る。 掲示用教材6を参考に、水を大切にするために、自分の生活の中でできることを考える。 気付いたことや感想を発表する。 |
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