環境問題とSDGs(持続可能な開発目標)(教員用)

自然を大切にして、世界の目標にチャレンジ!

環境教育掲示用教材は、児童・生徒に、環境に対する豊かな感受性や探究心、環境に関する思考力や判断力、環境に働き掛ける実践力など、私達を取り巻く環境に着目し、持続可能な社会を構築していくための資質・能力の育成を図ることを目的として作成した教材です。

本指導資料では、環境教育掲示用教材の授業等での活用例を紹介します。

ねらい

世界が取り組むSDGs について知り、その目標の中に、自分たちにもできる環境問題への取組があることを考え、環境の保全に向けた実践を行おうとする態度を育成する。

環境教育で対象とする主な内容(ESD の構成概念)

自然や生命の尊重(多様性・公平性)、生態系の保全(相互性・責任性)、資源の有限性(有限性)※環境教育指導資料P8、P9 参照

主なSDGsとの関連

【SDGs6】安全な水とトイレを世界中に、【SDGs7】エネルギーをみんなに そしてクリーンに、【SDGs12】つくる責任つかう責任、【SDGs13】気候変動に具体的な対策を、【SDGs14】海の豊かさを守ろう、【SDGs15】陸の豊かさも守ろう

主な活動内容

活動内容(主な活動) 教師の支援(留意点)
掲示用教材1を見て、SDGs の意味を知る。
  • SDGsの読み方(エス・ディー・ジーズ)及び意味を伝える。
掲示用教材2を見て、17 の目標があることについて確認する。
<山や海や川の自然を見てみよう>
掲示用教材3を基に、絵を見て気付いたことを学級全体で話し合う。
  • 自然の大切さについて考えさせるとともに、川や海をよごさないことの大切さを伝える。
掲示用教材4を参考に、自然を守るため、自分にできることを考える。
  • イラストを参考に、自分にできる取組について考えさせる。
  • SDGs の中には、児童にもできる目標があることに気付かせる。
気付いたことや感想を発表する。
  • 児童一人一人が地球環境保全につながる生活を心掛ける必要があることに気付くよう、活動を振り返らせる。
自然を大切にして、世界の目標にチャレンジ!
自然を大切にして、世界の目標にチャレンジ!教員用1
自然を大切にして、世界の目標にチャレンジ!教員用2