「さい生かのうエネルギー『地熱(ちねつ)発電(はつでん)』」と「さい生かのうエネルギー熱利用(ねつりよう)」

いろいろなさい生かのうエネルギー

さい生かのうエネルギーによる発電(はつでん)には、風力発電(はつでん)、太陽光(たいようこう)発電(はつでん)、水力発電(はつでん)、バイオマス発電(はつでん)のほかにも、地下の熱(ねつ)を利用(りよう)した地熱(ちねつ)発電(はつでん)などがあります。

さい生かのうエネルギー～地熱(ちねつ)発電(はつでん)～

日本には、たくさんの火山があります。火山の下には岩石がどろどろにとけた高温(こうおん)のマグマがあります。高い温度(おんど)になっているマグマなどの地下の熱(ねつ)を使(つか)って電気をつくる発電(はつでん)方法(ほうほう)を、地熱(ちねつ)発電(はつでん)といいます。

地熱(ちねつ)発電(はつでん)は、二酸化(にさんか)炭素(たんそ)を出す化石(かせき)燃料(ねんりょう)を使(つか)いません。地熱(ちねつ)発電(はつでん)は、さい生かのうエネルギーによる発電(はつでん)の一つで、カーボンハーフにもつながります。

自然(しぜん)にある熱(ねつ)を使(つか)う～さい生かのうエネルギー熱利用(ねつりよう)～

太陽(たいよう)の光は、太陽光(たいようこう)発電(はつでん)に使(つか)われるだけではなく、太陽(たいよう)の熱(ねつ)を使(つか)って家の中を温(あたた)めたり、お湯(ゆ)をわかしたりすることができます。

また、雪が多くふる地いきでは、ふり積(つ)もった雪をためて、冷(れい)ぞうしせつの温度(おんど)を下げることや、暑(あつ)い時期(じき)に家の中を冷(ひ)やすことに使(つか)っています。このように、自然(しぜん)にある熱(ねつ)を使(つか)うことを、さい生かのうエネルギー熱利用(ねつりよう)といいます。