未来の地球のために、自分でできることを考え、実践しよう ~カーボンハーフ~(教員用)

再生可能エネルギー「水力発電」

カーボンハーフスタイル推進資料は、温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという世界共通のゴールに向けて、自然環境や地域、地球規模の諸課題等の環境保全に関する具体的な内容を示し、児童・生徒に、環境に対する豊かな感受性や探究心、環境に関する思考力や判断力、環境に働きかける実践力など、持続可能な社会を構築していくための資質・能力の育成を図ることを目的に作成した教材です。

本指導資料では、カーボンハーフスタイル推進資料の授業での活用例を紹介します。

ねらい

本教材で扱う主な内容

再生可能エネルギーの一つである水力発電が果たす役割、ダムの役割、生活の中の水、水力発電と温室効果ガスの関係、日本の発電電力量の推移、東京都の水力発電の取組、自分たちにできる温室効果ガス削減の取組

主な活動内容

主な活動内容 指導の要点
掲示用教材1を見て、水力発電について知る。
  • 水力は再生可能エネルギーの一つであること、水力発電は、温室効果ガスをほとんど出さないことを説明する。
水力発電について調べる。
  • 水力発電について調べさせる。
掲示用教材2を見て、水力発電の発電電力量の割合の推移を考える。
  • 1960年中頃までは、水力発電が日本の発電電力量の大半を担っていたことを説明する。
  • 日本の水力発電の発電量の推移やその割合の推移など、気が付いたことや思ったこと発表させる。
掲示用教材3を基に、小水力発電について知る。
  • 小水力発電について説明する。
掲示用教材4を見て、小水力発電の設置場所を考える。
  • 水力発電の発電量を高めるために、小水力 発電の設置場所について、身近な場所を ふまえて考えさせる。
再生可能エネルギー「水力発電」
再生可能エネルギー「水力発電」教員用1
再生可能エネルギー「水力発電」教員用2