再生 可能 エネルギー「水力発電」
再生可能エネルギー ~水力発電~
再生可能エネルギーによる発電には、風力発電、太陽光発電の他に水の力を使って発電する水力発電があります。
水力発電は、温室効果ガスである二酸化炭素(CO₂)をほとんど出さないため、地球に優しい発電といわれています。水力発電は、カーボンハーフに必要な発電です。
水力発電のしくみ
水力発電は、高いところに貯めた水を低いところに落とした時の水の流れで水車を回し、この水車の回転を利用して電気を生み出しています。
発電に欠かせない水力発電
1960年中ごろまで、日本の発電電力量は、水力発電が火力発電を上回っていました。電力消費量の拡大にともない、火力発電が主体となりました。
再生可能エネルギーの定着を図る中、発電電力量の約8%をしめる水力発電は、欠かせない発電方式です。
身近な所で行う水力発電 ~小水力発電の活用~
ダムなどの大きなし設を必要とする水力発電は、新たな開発が難しくなっています。
そこで、身近にある用水路などを使って発電を行う小規模な水力発電(小水力発電)が導入されています。発電電力量は少ないですが、従来の水力発電より開発や建設のコストがかからないので、今後のふきゅうが期待されています。
小水力発電が増えることで、温室効果ガスのはい出がおさえられ、カーボンハーフの実現につながります。
考えてみよう
水力発電の発電電力量を高めるために、小水力発電をどのようなところに設置できるか考えましょう。