未来の地球のために、自分でできることを考え、実践じっせんしよう ~カーボンハーフ~

気象災害とカーボンハーフ

世界に広がる自然災害

気候変動などによる災害の数は、2021 年8 月のWMO(世界気象機関:国連の専門機関)の報告によると直近50 年間で5 倍となっています。また、世界各国において、毎年のように熱波や山火事、洪水こうずいや台風、豪雨ごううなど、記録的な自然災害が発生しており、気候変動の影響えいきょうは人々の身近な生活領域にまでおよんでいます。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、2021 年8 月公表の報告書において、「人間の影響えいきょうが大気、海洋および陸域を温暖化させてきたことは疑う余地がない」と断定しています。

地球温暖化と台風

気海面水温が高い海域で台風が発生しやすいと言われています。

気候変動の進行をおさえるためには、カーボンハーフの取り組みが重要

地球温暖化の進行をおさえることが、気候変動の進行をおさえることにつながります。そのためには、わたしたちの生活により排出はいしゅつされる温室効果ガスを削減さくげんしなければなりません。東京都は、2030 年までに温室効果ガスの排出はいしゅつ量を半分(2000 年比)にする「カーボンハーフ」の取り組みを進めています。

考えてみよう

どうすれば、カーボンハーフの取り組みやだつ炭素の取り組みについての意識を高めることができるか考えましょう

気象災害とカーボンハーフ