未来の地球のために、自分でできることを考え、実践しよう ~カーボンハーフ~(教員用)

地球温だん化とカーボンハーフ

カーボンハーフスタイル推進資料は、温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという世界共通のゴールに向けて、自然環境や地域、地球規模の諸課題等の環境保全に関する具体的な内容を示し、児童・生徒に、環境に対する豊かな感受性や探究心、環境に関する思考力や判断力、環境に働きかける実践力など、持続可能な社会を構築していくための資質・能力の育成を図ることを目的に作成した教材です。

本指導資料では、カーボンハーフスタイル推進資料の授業での活用例を紹介します。

ねらい

本教材で扱う主な内容

地球温暖化、カーボンハーフ、⽔素エネルギー、⾃分たちにできるCO₂削減対策、地球温暖化による⽣活への将来的な影響

主な活動内容

主な活動内容 指導の要点
掲示用教材1,2のグラフや絵を見て、話し合う。
  • グラフから分かることを発表させる。
  • 絵から分かることを発表させる。
掲示用教材1,2を基に、地球温暖化について知る。
  • 地球温暖化について、説明する。
掲示用教材3を見て、地球温暖化による海面上昇の状況や海面上昇による被害について知る。
  • 1901-2010年の約100年の間に19cm海面が上昇したと言われていること、21世紀中に最大82cm上昇すると予測されていることを伝える。
掲示用教材4を見て、南極について調べ、分かったことを発表する。
  • 南極キッズ(環境省)のホームページ等で、南極の様子や南極の自然を守る取組について調べさせる。
掲示用教材5を見て、カーボンハーフの取組である水素エネルギーについて知る。
  • カーボンハーフの取組について再確認し、その手段の一つである水素エネルギーとその活用方法について理解させる。水素エネルギーは使用時に温室効果ガスを出さないこと、水素エネルギーで走るバスが実際に都内を走行していることを伝える。
掲示用教材6を見て、地球温暖化が進んだ将来について考える。
  • 地球温暖化が進んだ場合、自分の生活にどのような影響があるか考え、話し合わせる。
自分にできることについて考える。
  • 地球温暖化を防止するために、自分にできることを考え、発表させる。
地球温だん化とカーボンハーフ
地球温だん化とカーボンハーフ教員用1
地球温だん化とカーボンハーフ教員用2