地球温だん化とカーボンハーフ
地球温だん化とは?
人間の活動によって二酸化炭素などの温室こう果ガスがはい出され、地球全体の温度が上がることを「地球温だん化 」といいます。温室こう果ガスは、地球の表面から出る熱をとじこめて、地球の気温を高くします。このまま放っておくと、自然やわたしたちのくらしに様々なえいきょうが出てしまいます。
地球温だん化の原いん
二酸化炭素などの温室こう果ガスがふえすぎると、うちゅうに出るはずだった熱が地球に残り、だんだん地球全体の気温が上がってしまいます。
地球温だん化のえいきょう
海面上しょう
・南極などの氷がとけることで海面が上しょうし、フィジーやツバルなどの島国では、台風などが通かするさいに生じる海の水位の上しょう(高しお)によるひ害が大きくなっています。
・2006年~2015年に、南極の氷しょう(広い土地をおおうあつい氷のこと)は1年間で約1550億トン、グリーンランドの氷しょうは1年間で約2780億トンの速さでへっています。
カーボンハーフの取り組み
温室こう果ガスのはい出量を半分にへらす東京都の「カーボンハーフ」の取り組みの一つとして、使うときに温室こう果ガスを出さない水そエネルギーの活用があります。
水そエネルギーの活用例
水そエネルギーを使って「ねん料電池自動車」や「ねん料電池バス」を走らせることができます。
都内では、ねん料電池バスの運行が開始されており、2022年10月には93台が走行しています。
考えてみよう
・地球温だん化がこのまま進むと、わたしたちの生活にどのようなえいきょうがあるでしょうか?
・今、自分にできることを考えてみましょう。