未来の地球のために、自分でできることを考え、実践(じっせん)しよう

「カーボンハーフ」「カーボンニュートラル」「HTT(エイチティーティー)」で地球を守ろう

CO₂排出(はいしゅつ)実質ゼロの未来「カーボンニュートラル」

わたしたちの生活の中で日々排出はいしゅつされる温室効果こうかガス。そのおよそがCO₂(※二酸化炭素にさんかたんそ)です。今、世界では、120ヶ国以上もの国と地域ちいきが2050年温室効果こうかガスの排出はいしゅつを全体として実質じっしつゼロにするという共通の目標「カーボンニュートラル」に向かって取り組んでいます。
実質じっしつCO₂排出はいしゅつゼロとは、排出はいしゅつされるCO₂の量と、森林管理された木々の光合成などによってCO₂を吸収きゅうしゅうする量が同じになるようにすることを意味します。
世界の国々が温室効果こうかガスによる地球温暖化おんだんかを食い止め、持続可能かのうな社会の実現じつげんを目指しているのです。

東京都の取組「HTT(エイチティーティー)

火力発電は多くのCO₂を排出はいしゅつします。そのため、再生可能さいせいかのうエネルギーの利用が求められていますが、今はまだわたしたちの生活に必要な電気を再生可能さいせいかのうエネルギーだけでまかなうことはむずかしく、生活に必要な電力の多くを火力発電にたよっています。そこで、東京都は、電気をを「H へらす」「T つくる」「T ためる」「HエイチTティーTティー」をびかけています。「HエイチTティーTティー」への積極的な取り組みや協力が、発電にともなうCO₂の排出はいしゅつらすことにつながります。

温室効果(こうか)ガスを半分( ハーフ) に減らす(2000 年比)「カーボンハーフ」

目標達成のためには2030 年までの行動が重要とされており、東京都は2030年までに温室効果こうかガス排出はいしゅつ量を50%さく削減さくげん(2000年比)する「カーボンハーフ」を表明しました。未来の環境かんきょうを守るための待ったなしのプロジェクトが始まっています。

「カーボンニュートラル」が実現できない場合、地球はどうなるのか考えよう

温室効果こうかガス(特にCO₂)の排出量はいしゅつりょうをさくげんできない場合、地球の温暖おんだん化はさらに進み、環境かんきょうへのさまざまな影響えいきょうが生じることになります。生態系せいたいけいへの影響えいきょう深刻しんこくです。人間も大きな被害ひがいを受けることが予想されます。もしも、カーボンニュートラルを実現じつげんできない場合、どのような事が起こるでしょうか?

「カーボンハーフ」「カーボンニュートラル」「HTT」で地球を守ろう