水素エネルギーとカーボンハーフ ~脱炭素社会の実現へ~
カーボンハーフスタイル推進資料は、温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという世界共通のゴールに向けて、自然環境や地域、地球規模の諸課題等の環境保全に関する具体的な内容を示し、児童・生徒に、環境に対する豊かな感受性や探究心、環境に関する思考力や判断力、環境に働き掛ける実践力など、持続可能な社会を構築していくための資質・ 能力の育成を図ることを目的に作成した教材です。
本指導資料では、カーボンハーフスタイル推進資料の授業での活用例を紹介します。
ねらい
- 水素エネルギーが温室効果ガスを出さないクリーンなエネルギーとして注目されている理由と、水素が日本にとって理想的な資源であることを理解する。
- 水素を製造する方法や過程によって、水素の呼び方が異なることを知る。
- 燃料電池によって水素からどのようにエネルギーを生み出すか、電気分解のプロセスと比較して理解する。
- 水素を身近なエネルギーとして活用する水素社会の実現と脱炭素社会の実現に向けて、水素の製造から利用までを総合的に考えるサプライチェーンの必要性を理解する。
本教材で扱う主な内容
水素、水素エネルギー、水素をつくる方法、色で表現される水素、水素社会の実現に向けた取組
主な活動内容
主な活動内容 | 指導の要点 |
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掲示用教材1を見て、水素エネルギーがクリーンなエネルギーであること、エネルギー資源として優れている点について理解する。 |
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掲示用教材2を見て、水素は製造方法や製造過程によって呼び方が異なることを知る。 |
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グリーン水素を普及させるために、どのようなことが必要かを考える。 | |
掲示用教材3を見て、燃料電池の原理を理解する。また、燃料電池の自動車以外の活用例を調べる。 |
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掲示用教材4を見て、脱炭素社会の実現に向けてなぜ水素が重要なのか理解する。 |
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掲示用教材5を見て、水素を身近なエネルギーとして活用するための技術や取組について考える。 |
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