未来の地球のために、自分でできることを考え、実践(じっせん)しよう(教員用)

「カーボンハーフ」「カーボンニュートラル」「HTT(エイチティーティー)」で地球を守ろう

カーボンハーフスタイル推進資料は、温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという世界共通のゴールに向けて、自然環境や地域、地球規模の諸課題等の環境保全に関する具体的な内容を示し、児童・生徒に、環境に対する豊かな感受性や探究心、環境に関する思考力や判断力、環境に働きかける実践力など、持続可能な社会を構築していくための資質・能力の育成を図ることを目的に作成した教材です。

本指導資料では、カーボンハーフスタイル推進資料の授業での活用例を紹介します。

ねらい

本教材で扱う主な内容

カーボンハーフ、カーボンニュートラル、HTT、自分たちにできるCO₂ 削減対策

主な活動内容

主な活動内容 指導の要点
推進資料1を見て、「カーボンニュートラル」について知る。
  • カーボンニュートラルが世界共通の目標であり、温室効果ガスの排出量と森林管理された木々の光合成などの吸収量との均衡化を意味することを説明する。
推進資料2を見て、「カーボンハーフ」について知る。
  • カーボンハーフが2030 年までに温室効果ガス排出を2000 年比の半分に削減する東京都の取組であることと、2050 年温室効果ガス排出実質ゼロという目標に到達するための重要なステップであることを説明する。
推進資料3を見て、東京都の取組「HTT」について理解する。
  • 東京都の取組「HTT」について紹介する。
  • 「HTT」に取り組むことが、「カーボンハーフ」「カーボンニュートラル」につながることを気付かせる。
推進資料4を見て、「HTT」について調べる。
  • 一人1 台端末を使って、東京都環境局「HTT」のホームページを閲覧させる。
推進資料5を見て、「カーボンニュートラル」が実現できない場合、地球はどうなるのか話し合う。
  • 地球の気温が上がるとどうなるのか、植物への影響、動物への影響、人間への影響などの視点を示し、考えさせる。
自分たちにできることを考え、発表する。
  • 「HTT」を参考に考えさせる
  • 話し合ったことなどから自分たちにできることを考え発表させる。
「カーボンハーフ」「カーボンニュートラル」「HTT」で地球を守ろう
「カーボンハーフ」「カーボンニュートラル」「HTT」で地球を守ろう教員用1
「カーボンハーフ」「カーボンニュートラル」「HTT」で地球を守ろう教員用2